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一針への設計図 ― 刺繍データ制作編 ―

一針への設計図 ― 刺繍データ制作編 ―

デザインが完成すると、いよいよ次の工程へ進みます。

それが「刺繍データ」の制作です。

一見すると、デザインが完成した時点で、そのまま刺繍できそうに思われるかもしれません。

しかし、実際はそうではありません。

刺繍ミシンは、画像やイラストをそのまま縫うことはできません。

一針一針、どの順番で縫うのか。

どこから縫い始めるのか。

何色の糸を使うのか。

すべてを指示した「設計図」が必要になります。


私たちは、この設計図を作る時間をとても大切にしています。

糸の流れが変わるだけで、仕上がりの印象は大きく変わります。

立体感が出るのか。

文字はきれいに読めるのか。

ロゴらしさは表現できているのか。

パソコン画面を見ながら、細かな調整を何度も繰り返していきます。


完成した刺繍データは、これからバッグへ命を吹き込むための大切な土台になります。

表からは見えない工程ですが、この積み重ねが、長く愛用していただける品質につながっています。

ものづくりは、目立たない作業の連続です。

だからこそ、一つひとつの工程に手を抜かず、丁寧に向き合っています。


▼ 刺繍データ制作の様子はこちら


画面の中で完成した設計図は、次はいよいよ刺繍ミシンへ。

一本の糸が、少しずつ形になっていく瞬間が始まります。

次回は、Brother PR680で実際に試し縫いを行う様子をご紹介します。

完成まで、ぜひ一緒にお楽しみください。